6月28日、小金井かいわいの総会が開催されました。
猛暑の中ですが(梅雨はどこへ行ったのでしょうね…)12名の参加があり、事業報告や会計報告、来年度の計画と予算などが無事に承認されました。

訪問介護事業所の閉鎖が相次ぐ厳しい情勢の中で、何とか順調に実績を積み上げている小金井かいわいです。
これも毎日がんばってくださっているスタッフ、ヘルパーさん、利用者様のおかげと感謝しています。
今年度も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
6月28日、小金井かいわいの総会が開催されました。
猛暑の中ですが(梅雨はどこへ行ったのでしょうね…)12名の参加があり、事業報告や会計報告、来年度の計画と予算などが無事に承認されました。
訪問介護事業所の閉鎖が相次ぐ厳しい情勢の中で、何とか順調に実績を積み上げている小金井かいわいです。
これも毎日がんばってくださっているスタッフ、ヘルパーさん、利用者様のおかげと感謝しています。
今年度も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
小金井かいわいはもうすぐ設立30年を迎えます。
30年前、小金井地域の中でお互いに助け合えるように、という意味で「かいわい」と名付けられました。
そして30年たった今、「界隈」という言葉を、SNSなどでよく見かけませんか?
今どきの「界隈」は、(検索してみたところ)「趣味や価値観を共有する人々の集まり」という意味だそうです。
「界隈」って地域のことではないらしいと気付いたのは、「風呂キャンセル界隈」という言葉を目にしたときでした。お風呂にはいるのが面倒でやめてしまう人々…だそうですが、何じゃこりゃ、と思いました(笑)。
他にも「自然界隈」(自然を友人や恋人と楽しむ)とか「天使界隈」(白や水色中心の天使っぽいファッション)とか、大人にはもうよくわかりません~。
これだけ「界隈」が流行っていると、検索したときにうっかり「小金井かいわい」が出てきて、ナニコレ?と思われるかもしれないですね。
若い方にはどういうイメージなのでしょう、小金井散策を楽しむ人々、とか?
それはそれで楽しそうです…。
写真は小金井界隈(周辺という意味で)、小平のあじさい公園です。
このブログには初めて投稿します。
小金井かいわいの事務局長です。
2017年から小金井かいわいで働いていますので、今年で7年目。
今は事務局長であり、サービス提供責任者であり、ヘルパーとして現場にも出ているというマルチぶり(自分で言うのも何ですが)。
なのにブログに登場したことがない! 出てこい!と某担当者に引っ張り出されてまいりました。
これから少しずつ投稿できたらと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて、今年のゴールデンウィークは半年ぶりに地元に帰省しました。
街並みの変化を感じたり、両親と食事を共にしたり、
野球観戦やドラマ鑑賞したりと、心安らぐ時間となりました。
年齢を重ねるにつれて、親のありがたみがなんとなく分かる気がしてきました。
これからも定期的に親と過ごせる時間を大事にしていきたいと思います。
写真は地元の風景です。どこなのかは…知りたい方がいらしたらまた次の記事で!
小金井かいわいスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
お気づきでしょうか、ブログのデザインが少し変わりました。
先日、令和7年度はじめての理事会がありました。
審議内容は極秘(笑)なのですが、この理事会、話の途中ですぐ脱線したり雑談になったり。
その脱線の中で、ブログにもうちょっと面白い話がほしいよね~とあれこれアイディアが出てきました。
これからアイディアをひとつずつ実践していこうと思いますが、まずひとつめが、デザインのリニューアルというわけです。
さてこれから何が出てくるか、どうぞお楽しみに(記事を書くスタッフの皆さん、ハードルあげてすみません!)
公式サイトとあわせて
今後ともスタッフブログをどうぞよろしくお願いします。
(kaz)
ここまで遠距離介護について書いてきましたが、今回が一応の最終回(?)になります。
父はその後どうなったかといいますと、がんの手術は成功したものの、やはり一人暮らしは無理なので、退院後は病院に近い有料老人ホームへ入所しました。
このホームが家から遠い上に、費用もかさむので、何とかしたいと思っていたのですが、そこでまたケアマネージャーが奮闘してくれ、ほどなく母と同じ介護老人保健施設への入所がかないました。
ここでも、介護事業にかかわる身としては、東京だったらこんなにうまくいっただろうか…と思わずにはいられませんでした。
田舎の濃密な人間関係は、一方では排他的とも言えますが、親しい間ではどこまでも親切。とにかく皆がよってたかって心配してくれ、何とかしてあげようとひたすら尽力してくれるのです。
今、私は家からスマホで実家の家電を動かし、たまに帰省して両親に会いに行く、という落ち着いた生活になっています。
公的なサービスの枠を越えた「おせっかい」に、何度も救われた遠距離介護でしたから、近所の方にもケアマネやヘルパーさんにも、どれだけ感謝してもしきれません。
そしてわが身を振り返ると、都会の介護事業者としてはやはりできることとできないことがあるものの、気持ちだけは「おせっかい力」を忘れないようにしようと思っています。
両親を支えてくれた地域の方たちに感謝を込めて。
かいわいスタッフが経験した遠距離介護について、今回は番外編で「庭をどうしたらいいんだろう?」問題のその後を報告します。
夏の間に雑草が伸び放題だった庭ですが、暑さが一段落したところで手入れをすることにしました。
まずは父親が元気なときに敷いていた古い防草シートの上に、新しいシートを敷きました。
夏の雑草が生い茂っていて、写真の状態までもってくるのが一番大変でした。
次は植木のあるゾーン。ここは防草シートも敷きづらいし除草剤も撒けないので、段ボールマルチに挑戦してみました。
段ボールの上にのせるのは…
ウッドチップはないので、自家製の枝チップ(?)作りにチャレンジしました。
夏の間に剪定しておいた樒の枝を使います。
手の力でパキパキ折れる程度の細さのものをペール缶に集めて、ポールバリカンでさらに砕いていきます。
今回の標的はここ。
玄関前の植木部分で母親が一番手入れしてた部分であります。
段ボールを敷き詰め(すきまだらけだ…)、その上に自作枝チップを載せていきます。
ばらまいて延ばしてはみるものの…
全然足りないではないか!
急遽、夏に草刈したまま固めてあった草たちを樒畑から回収して残りの部分にかぶせることにしました。
ぎりぎり段ボールを隠すことはできたようです。
この後枝チップを増産し、さらにこの上にかぶせました。(完成形は写真を撮り忘れましたが)
実家をどう管理するかは、遠隔介護につきものの問題かと思います。何かのご参考になれば幸いです。
2025年がスタートしました。皆様本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、遠隔介護体験記の続きです。
老々介護が続けられなくなったところで、またまたケアマネージャーの尽力で、母は緊急ショートステイでお世話になった施設にそのまま入所できることになりました。
父は入院が長引いていたので、月に一度の帰省は、誰もいない実家の片づけが主な仕事でした。
余談にはなりますが、「ただいま」と言って家に帰るのに、誰にも「おかえり」と言ってもらえないのは、なかなか寂しいものですね。今まで実家には親がいるのが当たり前と思っていたことに、今更ながら気付いたのでした。
しかしそんな感傷に長くはひたっておれず、1か月に一度しか換気しない家は、畳にカビが生えてしまって、これは何とかしないと大変なことになると実感しました。
こういうときは小金井かいわいのシステム担当(?)のワザをフル活用。
まずは、家の空気が動かないのが一番の問題点なので、対策のためにスイッチボットを導入しました。これは、インターネットを使って家電や照明などを遠隔操作するための機器です。
そして、家のエアコン4台に加えて、サーキュレーターを6台置き、自分のスマホから遠隔操作で動かせるようにしました。
監視カメラも設置し、いつでもスマホで実家の様子が見えるようにして、定期的にエアコンとサーキュレーターをスイッチオン。1週間に2回はロボット掃除機を作動させて、ほこり&カビ対策も行います。
下記は簡単な家の見取り図とサーキュレーターの場所です。イメージがわきますでしょうか?
ついでながら庭に雑草がはびこらないように、除草剤と防草シートを駆使して、こちらも何とか(決してきれいではありませんが)対応しました。庭についてはまたのちほどお伝えしたいと思いますが、ともあれこれで、実家に行ってもカビや臭いに悩まされなくなりました。大成功!
前回書いたように、父が夜中に救急車を呼んで病院に運ばれてしまいました。老々介護の崩壊です。
母はひとりで生活することはできません。父が救急車に乗ったとき、夜中だというのにケアマネージャーが駆けつけてくれました。ここでも、介護事業者としては業務の逸脱だな…と思ってしまうのですが、公的サービスも地域の助け合いも混然一体という、田舎ならではの習慣に助けられる形になってしまいました。
父はただの腰痛ではなく、がんの転移だったことが判明しました。それを知ったケアマネの尽力で、母はすぐに緊急ショートステイに入所することができました。
このまま父が手術を受けて回復すればまた元通りになると思っていたら、手術は受けたくないとごねはじめ、また壁にぶつかってしまいます。自分だけでは説得できなかったので妹に来てもらいました。援軍を得て父もようやく手術を承諾してくれました。
これで何とかなるかも…と思った矢先、父は急性腎不全を併発し、がんの手術よりそちらの治療を優先することに。父の入院も長期戦になり、もう老々介護に戻るなど望めない状況となりました。
一難去ってまた一難の遠距離介護。続きはまた次号で!