2025年がスタートしました。皆様本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、遠隔介護体験記の続きです。
老々介護が続けられなくなったところで、またまたケアマネージャーの尽力で、母は緊急ショートステイでお世話になった施設にそのまま入所できることになりました。
父は入院が長引いていたので、月に一度の帰省は、誰もいない実家の片づけが主な仕事でした。
余談にはなりますが、「ただいま」と言って家に帰るのに、誰にも「おかえり」と言ってもらえないのは、なかなか寂しいものですね。今まで実家には親がいるのが当たり前と思っていたことに、今更ながら気付いたのでした。
しかしそんな感傷に長くはひたっておれず、1か月に一度しか換気しない家は、畳にカビが生えてしまって、これは何とかしないと大変なことになると実感しました。
こういうときは小金井かいわいのシステム担当(?)のワザをフル活用。
まずは、家の空気が動かないのが一番の問題点なので、対策のためにスイッチボットを導入しました。これは、インターネットを使って家電や照明などを遠隔操作するための機器です。
そして、家のエアコン4台に加えて、サーキュレーターを6台置き、自分のスマホから遠隔操作で動かせるようにしました。
監視カメラも設置し、いつでもスマホで実家の様子が見えるようにして、定期的にエアコンとサーキュレーターをスイッチオン。1週間に2回はロボット掃除機を作動させて、ほこり&カビ対策も行います。
下記は簡単な家の見取り図とサーキュレーターの場所です。イメージがわきますでしょうか?
ついでながら庭に雑草がはびこらないように、除草剤と防草シートを駆使して、こちらも何とか(決してきれいではありませんが)対応しました。庭についてはまたのちほどお伝えしたいと思いますが、ともあれこれで、実家に行ってもカビや臭いに悩まされなくなりました。大成功!